NOUVELLE CRITIQUE

―― 新批評誌 ――

       Aesthetica OLIVIA  編集部
       (エステティカ・オリヴィア)
       aesthe-olivi@live.jp






[おことわり]

先々週、急用で渡米したK.I.の帰国予定が著しく遅れました。
「ボールルーム・ダンス――上級への扉」の出稿が遅れてしまったことを、お詫びいたします。再開は、6月上旬からになります。

                      編集部  布田 信子







新論稿


     ボールルーム・ダンス-−-上級への扉     執筆者 K.I.


[既述]

 第一章  Basic Figure A           ―― ベーシック・フィガー A 2012年 1月30日記
 第二章  Basic Figure B           ―― ベーシック・フィガー B 2012年 2月19日記
 第三章  Basic Figure C             ―― ベーシック・フィガー C 2012年  3月 5日記
 第四章  Tango            ――  タンゴ 2012年  3月12日記
 第五章   Floor Craft         ―― フロア・クラフト 2012年 4月23日記




(予定)

 第六章   Basic Movement A                   ―― ベーシック・ムーヴメントA 2012年 6月上旬日予定
 第七章   Basic Movement B                   ―― ベーシック・ムーヴメントB 2012年 6月中旬予定
 第八章   Music & Choreography            ――  音楽と振付 2012年 6月下旬日予定


[既述稿]

 批評家不在の「日本のボールルーム・ダンス界」 ーーーーー2010年3月9日記 



     
新論稿

2012年ペナント・レース展望(1)   執筆者 A.W.

2012年ペナント・レース展望(2)



          

(予定)

スケッチブック 「日本プロ野球の名監督達」    執筆者 M.I.


(4)  藤本定義 (B)  藤本監督と阪神タイガース−−−−−−−−−−−1月6日記

           3rd Movement(第3楽章): ジーン・バッキーと先発ローテーション   2012年5月下旬予定
       4th Movement(第4楽章): 
金田正泰、名将に学んだプラグマティズム 2012年6月上旬予定




[既述稿]

(4) 藤本定義 
    
(A) 藤本監督と2リーグ制の夜明け−−−−−−−−−5月5日記
    (B) 藤本監督と阪神タイガース−−−−−−−−−−−1月6日記

         Prelude(前奏曲):                                                             2011年1月 6日掲載
         1st Movement(第1楽章):         小山正明と先発ローテーション             2011年1月 6日掲載

         2nd Movement(第2楽章):     三宅秀史と華麗な内野ディフェンス         2011年2月13日掲載

        













「暗黒時代」について、説明します。
                                                  執筆者 K.I.     (6月中旬記


     今月末、帰国の途に着きますが、今、Salzburg(ザルツブルグ)に滞在中です。
     「暗黒時代」についての誤解が一般化している、という連絡を、編集部から受けました。きっかけは、編集部宛に届いた、読者からの質問文です。この読者の「読み違い」は、しかし、他の読者たちにも共通する事項なので、質問者への返答とは別に、このページでも改めて説明した方がよいと思いました。既に本文にも記述した「私の語用」を、改めて説明させていただきます。


(2)進歩の軌跡を阻むもの

(2)−(A)ファシズム(@)野球マスコミがファンに強いた「球界の盟主」という虚像
(2)−(A)ファシズム(A)日本プロ野球史の暗黒時代 



      上記(2)−(A)−(A)の冒頭で、私は次のように記述しました。

      ≪巨人V9が始まる1965年。それは、心ある人々にとって、「プロ野球史上の暗黒時代」が始まる前兆だった。

      まず、ここで、私は、「プロ野球史上の暗黒時代」と書いています。つまり、「阪神タイガースの暗黒時代」「OOチームの暗黒時代」のように、この語を、個別的に用いていません。
      次に、私は、≪ 「暗黒時代」という語を、私は次のような意味において用いる≫と記述し、私における語用を明記しました。明記した内容は以下の通りです。

             ≪ ・・・・・・人間性の自由な発展を阻害し、文化の進歩を妨げる。人々は、宗教的な抑圧の中に閉塞する。およそ6世紀から始まる約千年間を中世と区分し、この時代の特質を「中世=暗黒時代」と、かつての歴史家達は記述した。中世をこのように規定することの誤りは、前段で明記した。それは歴史観としての過ちであり、「暗黒時代」に関する意味付与は適切と言えよう。

     つまり、私は「暗黒時代」という歴史用語を、そのまま、歴史学で普遍とされている意味に用いることを、明記したわけです。その上で、歴史学で普遍とされている意味を、上記のように記しました。ただ、歴史の中で用いられている「暗黒時代」は、「古代ギリシャ」におけるある時期と、「ヨーロッパ中世」について語られる、一つの専門語となっていました。この中で、ヨーロッパ中世に被せる言葉としては、決して適切ではない、という「歴史の観かた」が、今日では正当化されている・・・・・・、この事実にも簡単に触れました。
     しかし、「暗黒時代」の意味そのものは適切であるとされている事実についても、付言しました。

     そこで、   ≪ ・・・・・・人間性の自由な発展を阻害し・・・・・・≫で始まるパラグラフが、私が意味する「暗黒時代」の記述となります。そして、冒頭の「プロ野球史上の暗黒時代」というフレーズが........、私の語用によって、指示された対象となります。
     私は、更に、日本史の中から、この語が当てはまる一つの事実を記述しました。

     ≪この暗黒時代についての定義は徳川三百年に当てはめることができる。≫

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


     おわかりいただけたと思います。したがって、対象は、阪神タイガースでもなければ、また、限られたチームでもありません。「プロ野球史」そのものが対象です。即ち、12球団すべての軌跡が、対象となるのです。
     質問された読者の文面によれば、また、編集部のデータによれば、私の論稿提示の後に表出した、さまざまな文章では、たとえば「阪神タイガースの暗黒時代」というような「語の用い方」が一般化しているとのことでした。勿論、この「暗黒時代」を、私がしたように、歴史学的な意味で用いなければならない、ということはありません。記述する、その人なりの意味を込められて、結構だと思います。ただ、誤解を避けるためには、記述する方が、その人なりの「語用」を明示されれば、さまざまな誤解は消失するものと思います。



〔参考までに〕

     私の語用で、「阪神タイガースの暗黒時代」と記述することは、「阪神というチームに、自由な発展は無く、かつ、進歩を妨げる
抑圧が強く働いている、等々」となってしまいます。






会員読者および本サイト愛読の皆様へ、お知らせ

                            編集部  布田 信子


  (1) 当編集部は、六人で構成されています。その中の四人が執筆を担当しています。 
  (2) 芸術的分野(音楽、舞踏、美術、文学など)、学問的分野(哲学、数学、歴史など)に関しては、それぞれ、執筆者が一人
      ないし二人なので、執筆者の主観・主張が、そのまま論稿となって発表されます。
  (3) スポーツ分野(野球、フットボールなど)は、四人が執筆しています。したがって、この分野では、編集部六人全員の意見
      の一致が、論稿発表の前提となっています。主に、下記の事柄です。


             (A) 重要な主題について
             (B) 過去の事実について
             (C) 予想について


      発表のために、私達は、ディスカッション(討議)に多くの時間を割いています。最後まで意見が分かれた場合、たとえば、
      5対1でも発表しないことになります。幾つかの例を、下に記します。


             (a) スケッチブック「名監督」において、取り上げる対象を、過去の人物だけに限定するか?

                             限定する   4人     限定しない   2人
                             ディスカッションの結果、「限定する」が6人となりました。



             (b) '05年(当時、一般未公開サイトのみ)、パ・リーグ、クライマックス・シリーズおよび日本シリーズの予想。
                
                     クライマックス・シリーズの予想は、ロッテ2連勝 vs 西武   ロッテ3連勝 vs ソフトバンク と発表しましたが、反対意見
                     はありました。ディスカッションの結果、上記の通りになりました。

                     日本シリーズは、「阪神が制覇」が4人、「ロッテが制覇」が2人でした。 前後二回、合わせて数時間に亘るディスカッション
                     の結果、「ロッテが制覇」に決まりました。

                     その勝敗は、 ロッテ4連勝  2人     これに反対が4人でした。 これも、ディスカッションの結果、「ロッテ4連勝」に決まり
                     ました。

                              ロッテ2連勝 vs 西武
                              ロッテ3連勝 vs ソフトバンク――――これは外れました。(3勝2敗)
                              ロッテ4連勝 vs 阪神


             (c) '10年の日本シリーズについては、意見の一致が見られなかったので、予想を提示しませんでした。

                     「中日が制覇」――4人  「ロッテが制覇」――2人
                       上記のディスカッションは、平衡状態が続き、「予想提示せず」の結論になりました。


   以上のように、私達はディスカッションを非常に重んじています。そのために、予定より発表が遅れることは、たびたびあります。
   また、執筆者が持つ個性も重んじています。特に、ディスカッションの対象とならない「文体」「例示」等々は、執筆者自身が満足
   するまで時間をかけるので、発表が遅れる場合もあります。その点はご容赦を願いたいと思います。



 




         


Sports Sect.  T.S.執筆     


2011年ペナントレース、予想のために

(1)パ・リーグ −−−−−−−−−−−−−−−−−2011年3月25日記

(2)セ・リーグ −−−−−−−−−−−−−−−−−2011年4月1日記



2011年ペナントレース予想

(1)パ・リーグ−−−−−−−−−−−−−−−−−2011年4月26日記

(2)セ・リーグ−−−−−−−−−−−−−−−−−2011年5月 2日記




交流戦を終了して、新たにペナントレース展望−−−−−2011年6月24日記
〔概説〕
(1)パ・リーグ
(2)セ・リーグ



(3)Case Study ―― 阪神・真弓野球の戦略的欠陥 −−−−2011年7月7日記
                   例題:西武ライオンズ戦 (6月12日)
                   言及―― 対巨人、対広島、対横浜 3カードについて




阪神球団に付着した問題点−−−−−−−−−−−−2011年9月28日記 (K.I.と共同執筆)
   ――
球団環境を汚染する二酸化炭素――



Sports Sect.  M.I.執筆                         

'08年プロ野球ペナントレースの行方------------------------------------------2008年8月記
'09年プロ野球ペナントレースの行方
------------------------------------------2009年4月10日記
'09年ペナントレースの最終ポイント
------------------------------------------2009年10月1日記
'09年ペナントレースの最終ポイント(続き)
-----------------------------------2009年10月4日記

批評は理解行為である----- 批評、解説、雑談---------------------------------------2009年10月23日記

批評は理解行為である----- バント依存症、セオリーの意味
2−(A2009年クライマックス・シリーズ第1ステージから--------------------------2009年10月23日記

批評は理解行為である----- バント依存症、セオリーの意味
2−(B)緻密なデータベースはバント作戦を疑問視する
--------------------2009年10月26日記


2010年ペナントレースの観戦ポイント (1)楽天イーグルス       2009年11月16日
2010年ペナントレースの観戦ポイント (2)阪神タイガース    
2009年11月22日記


阪神タイガース ―― (1)宜野座キャンプの感想    2010年2月8日
               (2)ファンへの要望


2010年ペナントレースの展望 セ・リーグ−−−−−−−−−2010年2月21日記

2010年ペナントレースの展望 パ・リーグ−−−−−−−−−2010年2月24日記

2010年・ペナントレース変貌−−−−−−−−−−−−−−2010年4月 5日記


スケッチブック 「日本プロ野球の名監督達」

(1) 西本幸雄  −−−−−−−−−−−−−−−−−− 3月13日記
(2) 上田利治  −−−−−−−−−−−−−−−−−− 3月16日記
(3) 三原脩    −−−−−−−−−−−−−−−−−− 3月30日記


(4) 藤本定義 
    
(A) 藤本監督と2リーグ制の夜明け−−−−−−−−−5月5日記
    (B) 藤本監督と阪神タイガース−−−−−−−−−−−1月6日記

         Prelude(前奏曲):                                                             2011年1月 6日掲載
         1st Movement(第1楽章):         小山正明と先発ローテーション             2011年1月 6日掲載

         2nd Movement(第2楽章):     三宅秀史と華麗な内野ディフェンス         2011年2月13日掲載

         3rd Movement(第3楽章):         ジーン・バッキーと先発ローテーション           2012年5月下旬予定
         4th Movement(第4楽章):           金田正泰、名将に学んだプラグマティズム          2012年6月上旬予定



(5) 仰木彬   −−−−−−−−−−−−−−− 
(6) 鶴岡一人 −−−−−−−−−−−−−−− 



Professionals Sect.  K.I.執筆


阪神球団に付着した問題点−−−−−−−−−−−−2011年9月28日記 (T.S.と共同執筆)
   ――
球団環境を汚染する二酸化炭素――



セ・リーグ、ペナントレース終盤の最終まとめ−−−−−−−−2011年9月13日記

終盤に向かう「混沌のセ・リーグ」概説−−−−−−−−−−2011年8月20日記





プロフェッショナル・ベースボール

(1)日本野球のレベルとメジャーリーグ

(1)−(A)プレリュード
-----------------------------------2009年11月4日記

(1)−(B)野球マスコミのActual Take and Error(本番錯誤)-----2009年11月29日記

(1)−(C) 日本球界 ―――――― 批評家不在の世界------------2009年12月7日記




(2)進歩の軌跡を阻むもの


(2)−(A)ファシズム(@)野球マスコミがファンに強いた「球界の盟主」という虚像    2009年12月25日記

(2)−(A)ファシズム(A)日本プロ野球史の暗黒時代                    2009年12月29日記

(2)−(Bナショナリズム――オリンピック、WBCへの疑問提起                       2010年 1月3日記 


2010年ペナントレース拾遺集


〔A〕:セ・リーグからピックアップーーーーーーーーーーーーーーー2010年5月20日記

(1)阪神タイガースーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2010年5月20日記
(2)横浜ベイスターズーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2010年5月20日記



〔B〕パ・リーグからピックアップーーーーーーーーーーーーーー2010年6月19日記

(1)日ハム・ファイターズと梨田野球 ーーーーーーーーーーーーー 2010年6月19日記
(2)楽天・イーグルスとブラウン野球 ーーーーーーーーーーーーー 2010年6月19日記


〔C〕:バント作戦否定考 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー2010年7月12日記





プロ批評家不在の日本球界ーーーーーー2010年7月29日記


〔A〕: マット・マートン観察記ーーーーーーーーーーーーーーーー2010年7月29日記


〔B〕: セ・リーグ首位攻防戦観察記
―――阪神vs中日3連戦(9月7、8、9日)―――
ーーーーー2010年9月14日記

  (内容)
  (@)首位攻防戦の意味
  (A)首位攻防戦の結果と概説
  (B)阪神vs中日 第一戦(9月7日)



  (C)
日本シリーズ出場を賭けて、概説と展望ーーーーーーーーーーー2010年9月17日記



〔C〕:  クライマックス・シリーズ予測

      (@)パ・リーグ     ーーーーーーーーーーーーーーーー2010年10月 8日記

      
(A)セ・リーグ     ーーーーーーーーーーーーーーーー2010年10月15日記







プロフェッショナル・ダンス

Ballroom Dance ボールルーム・ダンス        

                                                                                          執筆者 K.I.

       批評家不在の「日本のボールルーム・ダンス界」 ーーーーー2010年3月9日記      




新連載
                      
           
ボールルーム・ダンス-−-上級への扉

[既述]

     第一章  Basic Figure A           ―― ベーシック・フィガー A    2012年 1月30日記
           第二章 Basic Figure B           ―― ベーシック・フィガー B    2012年 2月19日記
     第三章 Basic Figure C            ―― ベーシック・フィガー C      2012年 3月 5日記
           第四章 Tango                       ―― タンゴ       2012年 3月12日記
           第五章 Floor Craft                 ―― フロア・クラフト      2012年 4月23日


(予定)

           第六章 Basic Movement A          ―― ベーシック・ムーヴメントA      2012年 6月上旬予定
     第七章 Basic Movement B          ―― ベーシック・ムーヴメントB      2012年 6月中旬予定
     第八章 Music & Choreography   ―― 音楽と振付      2012年 6月下旬予定


    
          




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